ナイトライフ：ソル－グラン・ビア

市内中央、マドリードの観光とショッピングの中心地でも、ナイトライフを楽しみに出かけ、マドリードの夜に欠かせないスポットを満喫できます。

プエルタ・デル・ソル（太陽の門：Puerta del Sol）の有名な0km地点からそれほど遠くないエリアに、マドリードの夜の代名詞的なクラブがいくつかあります。1872 年に誕生したジョイ・エスラバ劇場を継承するエスラバ劇場（Teatro Eslava）は象徴的な存在です。現在では、ライブミュージックやあらゆるスタイルのアーティストによる娯楽・エンターテイメントのほか、注目のDJ が出演するクラブセッション、OleOláと呼ばれるフラメンコショーディナーを提供しています。マドリードのナイトライフのもう一つの伝説的な中心は、国内外の素晴らしいアーティストによるコンサートで有名なクラブEl Solです。同じくプエルタ・デル・ソルの近く、アルカラ通り（Calle Alcalá）の起点には、一週間を通してあらゆる好みに合わせたエレクトロ・セッションが行われるsala Cocóがあります。

プエルタ・デル・ソル近くのその他のエリアには、モビーダ・マドリレーニャの象徴である新しくなったクラブMorocco、独特のインダストリアルなデザインのクラブStella、LGBTIたちの間で非常に評判が高いクラブBoiteがあります。

その他の楽しい選択肢としては、様々な音楽スタイル向けに異なるエリアがあるMoondanceが挙げられます。

ラ・アンチャ（La Ancha）家が経営するThompson Madrid ホテルの屋上に位置するHijos de Tomásは、クラシックなカクテルやライブミュージックを楽しめるおしゃれな空間です。

マドリードの決して眠ることのない歴史的な幹線道路グラン・ビア（Gran Vía －最近になって緑化や革新的な都市整備、交通網の重要な改修が行われた）とその周辺には、忘れがたい夜のためのバル、パブ、ディスコが数多くあります。黄金時代のハリウッドの大スターや、アーネスト・ヘミングウェイも訪れた伝説的なMuseo Chicoteにはぜひ足を運びたいものです。現在でもマドリードで最もクールな人々を魅了し続けています。

宵っ張りにとっての素晴らしい選択肢は、Wurlitzer Ballroomの圧倒的なロック、カジャオ（Callao）近辺に増えているMarta, Cariño!、Café Berlín Club Madrid（ポップ、ロック、ファンク、フラメンコ、ジャズ、ソウル、リズム＆ブルース、ハウスミュージック）、Sala Cool Madrid（テクノ、ハウス、エレクトロミュージック）、 Independace Club（インディーズ、ポップ‐ロックミュージック）などのクラブや、昔風のカクテルバーJosé Alfredo、そしてイカのボカディージョの専門店であり、マドリード固有のタパスが楽しめるバル、La ideal、モステンセ（Mostenses）広場に位置し、マドリードを代表するカラオケ Master Plató Karaokeがあります。

また、ニューヨークの伝説的なスタジオ 54 にインスピレーションを受けたナイトライフスペース Lula Club、1920 年代のマドリードに敬意を表した、シモーネ・カポラーレ（Simone Caporale）とマルク・アルバレス（Marc Álvarez）経営のモダンなカクテルバー、Glass by Sipsもおすすめです。

旧Costelloルーム跡地に開店したCadavra Clubは、インディーロック、フラメンコ、エレクトロニックミュージックのコンサートやクラビングのセッションを提供しています。その他のオプションとしては、厳選のカクテルやキューバ音楽が楽しめる La Negra Tomasa、アルコールと共にライブミュージックを楽しめる由緒あるFontana de Oroが挙げられます。

マドリードのこのエリアには、フラメンコ愛好家向けの店もあります。フラメンコ界に欠かせない高く評価されているタブラオ Torres Bermejasをはじめ、Tablao Flamenco Torero やTablao Flamenco La Carmelaなどがあります。

夜になるとグラン・ビア通りにある劇場は素晴らしい音楽が聴けるコンサート会場へと姿を変えます。国内でも最高の音楽を提供するTeatro EDP Gran Vía と Teatro Rialto なら、忘れがたい夜を過ごせます。人気のあるInvervestフェスティバルの本拠地であるTeatro Coliseum では、様々なジャンルの音楽プログラムを楽しむことができます。