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Sol-Gran Vía

マドリード観光の中心地は人通りの多いこの地区。

Sol-Gran Vía
Sol-Gran Vía
Sol-Gran Vía

太陽の門(プエルタ・デル・ソル:Puerta del Sol)とグラン・ビア(Gran Vía)を結ぶ地区とその周辺は、マドリードの観光、文化、レジャーライフが繰り広げられる紛れもない中心軸。この地区は市内観光ルートの出発点やメインスポットが多い他、マドリード中心部の鼓動を感じたい観光客がぜひとも足を運びたいスポットとなっています。

15世紀、プエルタ・デル・ソルは、マドリードの東の境界を示す門でした。街が東に拡大した後、マドリードの生活の中心部となったのです。0km地点熊とマドロニョの像カルロス三世の騎馬像「マリブランカ(Mariblanca)」像のレプリカ、それぞれが観光客や市民の待ち合わせ場所となっています。毎年12月31日には何千人もが集まり、時計台の12回の鐘の音に合わせて新年を迎えます。

グラン・ビアはプエルタ・デル・ソルより新しく、誕生は1910年のことですが、100年あまりの間にマドリードの代表的な存在となりました。映画館、劇場、デパート、マドリードの厳選ショップの他、メトロポリス(Metrópolis)カリオン(Carrión)テレフォニカ・ビル(Edificio Telefónica)カバジェロ・デ・グラシア王立小礼拝堂(Real Oratorio del Caballero de Gracia)など、独特の建物が並んでいます。

最近になって緑化や革新的な都市整備、交通網の重要な改修が行われた主要道路グラン・ビア(Gran Vía)通り。車や大気汚染を削減し、歩行者にやさしい通りへと生まれ変わりました。歩行者用道路を新設・拡張し、ショッピングにもさらに便利になるとともに、スペイン広場とカジャオ広場の間の上り区間には、自動車用車線とは独立した自転車用車線も整備されました。

この地域には最近改装された地下鉄グラン・ビア駅のエントランスは、建築家アントニオ・パラシオスが20世紀初頭に建てたパビリオンのレプリカであり、新しいマドリード・メトロポリタンネットワークの南北線にアクセスする最初の路線です。

ソル-グラン・ビア地区にはマドリードの重要な芸術機関やセンターがいくつかあります。ぜひお出かけになってみてください。


王立サン・フェルナンド美術アカデミー(REAL ACADEMIA DE BELLAS ARTES DE SAN FERNANDO)

マドリードの古き美術学校ではムリーリョ(Murilloゴヤ(Goyaスルバラン(Zurbaránルーベンス(Rubensといった巨匠の作品が展示されている他、アルチンボルド(Arcimboldoの作品でスペインにおいて唯一展示されている『春』を鑑賞できます。


ラス・デスカルサス・レアレス修道院(MONASTERIO DE LAS DESCALZAS REALES)

16世紀建立のこの歴史ある修道院は、ガスパール・ベセラ(Gaspar Becerraポンペオ・レオーニ(Pompeo Leoniなどの貴重なコレクションを所蔵しており、常設展で鑑賞できます。

芸術センター(シルクロ・デ・ベジャス・アルテス:CÍRCULO DE BELLAS ARTES)

1880年創設の文化機関で、展覧会、講演、連続イベント、コンサートや、文化の流布を背景としたその他の活動を行っています。建築家アントニオ・パラシオス(Antonio Palacios)の設計で1926年にオープンした建物には、グラン・ビアの素晴らしい眺めが楽しめる屋上があります。

サルスエラ劇場 (TEATRO DE LA ZARZUELA) 

年間を通じサルスエラの傑作を紹介する多彩なプログラムが開催される、最初で唯一のスペイン抒情詩の劇場。

セルバンテス協会(INSTITUTO CERVANTES)

スペイン語の普及を行う同機関の本部は、かつてリオ・デ・ラ・プラタ中央銀行(Banco Central del Río de Plata)であったラス・カリアティデス・ビルEdificio de las Cariátidesに位置しています。演劇、展覧会、子供向けのワークショップなど、あらゆる人を対象とした幅広い文化活動を展開しています。

テレフォニカ財団(ESPACIO FUNDACIÓN TELEFÓNICA)

マドリード初の超高層ビルであった独特のテレフォニカ・ビルは改装され、この展示スペースで21世紀の文化と新たな知識技術に関する展覧会が開催されています。

ICOコレクション博物館(MUSEO COLECCIONES ICO)

スペイン金融公庫財団(Fundación del Instituto de Crédito Oficial)では、建築と都市計画に関連した展覧会を行っています。

 マドリード・カジノ(CASINO DE MADRID) 

フランス式とアメリカ式のルーレット、バカラ、ポーカー、ブラックジャックの伝統的なテーブルが3フロアに揃っています。生演奏も行われています。

 ネズミのペレスの家博物館(CASITA MUSEO DE RATÓN PÉREZ) 

大人気のネズミのペレス(歯の妖精)が家族と住んでいたとされる場所にある博物館。小規模な2つのスペースで、子供も大人もネズミが住んでいた家を直接見学できる他、存在する歴史的文献も閲覧できます。

 

ソル-グラン・ビアはマドリード有数の商業エリアです。これらの通りへショッピングに出かけ、ショーウインドーを見て歩くのは、観光客にとって欠かせない体験です。この地区でのお買物は、巨大な屋外ショッピングセンターを散策するかのようです。

プエルタ・デル・ソルから カジャオ広場(Plaza de Callao)までをほぼ平行に走るプレシアドス通り(Calle de Preciados)と、有名な宝くじ販売所Doña Manolitaがあるエル・カルメン通り(Calle del Carmen)のように、主な通りのいくつかは歩行者専用路になっており、散策に最適です。これらの通りには、デパート、ヤングファッションのチェーン店、玩具店、仮装用品店、FNACなどの音楽ショップがある他、すぐ近くにはCasa del LibroとLa Centralもあります。サッカーファンなら、レアル・マドリード(Real Madrid)のオフィシャルショップ(グラン・ビア通り31番地)やカジャオ広場そばのアトレティコ・デ・マドリード(Atlético de Madrid)のオフィシャルショップもおすすめです。クリスマスシーズンになると、特別なイルミネーションが設置され、プレゼントを探して大勢の市民や観光客が巡り歩き、いつもとは違う彩りが加わります。

歩行者用スペースが増え続けているグラン・ビアは、建設当初からマドリードの商業活動の中心地でした。通りの両側に立ち並ぶ素晴らしい建物の1階部分には、Primarkなど国内外の主なファッションブランドのショップ、有名な宝石店、ハイテク機器を扱う店舗が軒を並べています。なかでもグラン・ビア通り48番地に位置するヨーロッパ最大のショップHuawei は、最新の商品やインタラクティブ体験、最先端のテクノロジーを提供しています。

カジャオ広場周辺には、ロマンチックな音楽ファンが貴重なレコードを見つけられる専門店があります。

このエリアのその他のショッピングの定番には、宗教用品、刺繍、マントなどの老舗があります。手作りの扇子や傘を入手するならCasa de Diego、ケープの専門店 Capas Seseña などにぜひ足を運びたいものです。

中でも注目を集めているのがWOWストアで、インターネットで生まれたブランドから伝統的なブランドまで、幅広い商品が揃うメガストアです。 エルメス、カルティエ、ロレックスなど、世界中の最も有名な高級ブランドのブティックが 40 を超えるマドリッドの中心部にある豪華な新しいアイコンである高級ショッピング ギャラリー、カナレハス ギャラリー。

 

周辺には、カフェ、バル、ライブ演奏、劇場、CapitolCines Callaoといった映画館など、膨大な数の娯楽の選択肢が揃っています。マドリード屈指のナイトクラブや、流行のエレクトロミュージックがかかるクラブが、ナイトライフで圧倒的な存在感を示しています。

レジャーに関してのグラン・ビアは「ショーの通り」と呼べましょう。周囲には有名なフラメンコ・タブラオのTorres Bermejas、ミュージカルクラブのCafé Berlín Club Madridがあります。そのほか、マドリードでも大人気のアメリカ流のカクテルが楽しめるJosealfredo Barや、マドリードのタパスやイカのボカディージョが楽しめるLa ideal があります。伝説のカクテルバー、Museo Chicoteも挙げられます。

誕生後100年以上となるこの目抜き通りでは、映画の封切りが大々的に行われてきました。現在でもこうしたイベントは時々行われていますが、グラン・ビアと言えば、なんと言っても、国際的に有名なミュージカルが上演される劇場のある通りとして知られています。

1キロ余りの距離に、ColiseumLope de VegaRialto CalderónFígaro - Adolfo MarsillachPequeño Teatro Gran VíaTeatro EDP Gran VíaTeatro EDP Gran VíaMuñoz SecaPríncipe Gran Víaの劇場が揃っています。これらの劇場では、『ライオン・キング』、『ボディガード』、『天使にラブ・ソングを…』、『ビリー・エリオット』、『ウェストサイドストーリー』、『マンマ・ミーア!』などの定番作品や、スペイン・ポップ・ミュージックの最盛期であった80年代をテーマにした国内制作の作品が上演され続けてきました。

近くのラバピエスとプエルタ・デル・ソルの間に位置するMuseum of Illusions Madridマドリッド幻想博物館)は、すべての年齢層が視覚的錯覚の世界を体験できるスペースです。 一方、プエルタデソルのすぐ近くには、古いアル・アンダルス浴場を現代的に再解釈したHammam Al Ándalus があります。
 

豊富なテラスオプション

近隣には、Hyatt Centric Gran Via Madrid(ハイアット・セントリック・グラン・ビア・マドリード)ホテルの10階にある El Jardín de Dianaはじめとする数多くのテラスがあり、特製カクテルや軽食メニューを味わうことができます。NHコレクション グラン・ビアホテル(NH Collection Gran Vía)にある Picalagartos Sky Bar は、マドリードの最も象徴的な場所を見わたすことができる360度の屋上テラスです。

Vincci THE MINT ホテルの屋上のテラスは、マドリードのグランビアの素晴らしい景色を望むディナーやドリンクに最適です。また、Ático 11(Hotel Iberostar Las Letras Gran Via) は、街で最も印象的なスカイラインの1つを楽しみながらドリンクを楽しめる自由奔放な雰囲気の空間です。

Terraza Hotel Emperador では、グランビアの中心部にある市内最大の屋上プール脇でカクテルを楽しむことができます。その他のオプションとしてはElla Sky barSky 44Osadía Restaurante & Sky BarWXYZ Rooftop Barなどがあります。

 

プエルタ・デル・ソルのすぐ近くに、マドリード有数の由緒あるレストランが2軒あります。絶品のコシード(野菜と肉と豆の煮込み料理)で料理評論家から高く評価されているRestaurante Lhardyと、パビアの小兵士(Soldaditos de Pavia)と呼ばれるタラの衣揚げで評判になったCasa Labraです。

グラン・ビアのレストランはバラエティに富んでいます。通り沿いにはFive Guysなどファーストフードのチェーン店が多数立ち並ぶ一方、カジャオのエル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)最上階にあり、街全体の見事な眺望が楽しめるGourmet Experienceスペースには、様々なカフェ、バル、レストラン、デリカテッセンショップが集められています。 また、プエルタ・デル・ソルのエル・コルテ・イングレス5階にはアルベルト・チコテ(Alberto Chicote)、ペドロ・オルメド(Pedro Olmedo)が率いる伝統的なマドリードのタベルナ、Puertalsol があります。

グラン・ビアに位置するレストランとしては、La Primera、Caramba、Mercado de la Reina (Gin Clubも併設)や、素晴らしいテラスがあるThe Principal 、 Tartan Roofなどが挙げられます。Hotel NH Collection Gran Víaの屋上には、複数のテラスを備えるレストラン Picalagartos Sky - Barがあります。

ソルとグラン・ビアの周辺では、Antigua Pastelería del PozoCasa MiraEl RiojanoLa VioletaLa Mallorquinaなどの老舗パティスリーで、伝統的なスタイルの軽食をとることもできます。

プエルタ・デル・ソルに近いCasino de Madridの最上階には、パコ・ロンセロが指揮を執りミシュランの2つ星を誇る美食レストラン、Paco Roncero Restauranteがあります。この近辺には、キューバの味、色彩、音楽を提供するレストラン、La Negra Tomasa もあります。

旧エキタティーバ宮殿(Palacio de la Equitativa)には、有名なミシュランスターシェフによる提案で幅広い美食のオファーを提供するガレリア・カナレハスGalería Canalejas)があります。 地下階に位置するガレリア・カナレハスのフードコートには、さまざまな分野や国籍の13のレストランがあり、ミシュランの星と最高のスペイン料理、各国料理、フュージョン料理を提供、街の新しい美食のランドマークとなっています。

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